- ボーカルレコーディングって家で出来るの?!
- マイクって何を選んでいいか分からない
- ボーカルは曲の目玉だし、いい音で録りたい
楽曲は、結局はボーカルが一番注目されます(インストの曲以外は)。
折角作るんなら、ボーカルはいい音でレコーディングしたいですよね。
この記事では、初心者でも使えるボーカルレコーディングマイクについて解説します。
私が初めて買って数年重宝していたマイクは:
RODE NT-1A というマイクです。
セットでポップガード(唾や吐息からマイクを守る丸いやつ)もついてくるのですごく助かりました。
目次
コンデンサー VS ダイナミック
マイクは大きく分けてこの二つのジャンルに分けることが出来ます。
基本的に、DTMでボーカルレコーディングを行うときはコンデンサーマイクを使います。
逆に、ダイナミックマイクはライブで使うことの方が多いです。
私が初めて買った RODE NT-1A もコンデンサーマイクです。
なんと言っても安いし、ポップガードもセットで付いてくるので初心者にはありがたいです。
コンデンサーマイクの特徴
- 高音質
- コンデンサーマイクは、高音質な録音を行うことができます。
そのため、歌唱や楽器の演奏など、音質が重要な場合には特に適しています。 - 高感度
- コンデンサーマイクは、高い感度を持っています。
そのため、微細な音も捉えることができ、繊細な音の表現が可能です。また、感度が高いことから、通常の音量でもクリアで明瞭な音を得ることができます。 - 広い周波数特性
- コンデンサーマイクは、広い周波数特性を持っています。そのため、低音から高音まで幅広い音域を捉えることができ、自然な音の再生が可能です。
また、細かい音の表現ができるため、より表現力豊かな録音ができます。
コンデンサーマイクの使い方
マイクのセットアップ
マイクのセットアップは
レコーディングの品質に大きな影響を与えます。
まず、マイクをボーカリストの口の高さに設置し、ポップフィルターを使用します。
口からの息の音を減らすことと、飛んだ唾からマイクを守ってくれます。
また、部屋の反響音を減らすために、アコースティックパネルやシートを使用することも多いです。
距離はそれぞれのアーティストによって違いますが、拳二つ分ぐらいの距離が一般的に良いとされています。
恵方巻き食べる時のポーズの拳二つ分、みたいな。
ボーカルレコーディング
マイクのセットアップが完了したら、レコーディングを始める前に、適切なレベル設定を行う必要があります。レベルが高すぎると、音が歪んでしまい、低すぎると、ノイズが入ってしまいます。
適切なレベル設定を行った後、ボーカルを録音する際は、マイクの正面に立ち、正しい距離を保ちながら歌います。
歌詞の発音に注意し、パフォーマンスを最大限に引き出すように努めましょう。
ミキシング
レコーディングが終了したら、ミキシングに移ります。
ミキシングでは、ボーカルトラックにエフェクトをかけたり、音量バランスを調整したりすることができます。
ポイント
コンデンサーマイクは、周囲の音を拾いやすいため、ノイズ除去やエフェクトの使用には注意が必要です。
また、ボーカルトラックを他のトラックとバランスよく調整することも重要です。
ミキシングについてはまた別の記事で詳しく解説します。
おすすめのコンデンサーマイク
Rode NT1-Aとは
Rode NT1-Aは、高品質な音声録音を得ることができるコンデンサーマイクです。スタジオレコーディングやボーカル録音に使用され、その高い音質が評価されています。
Rode NT1-Aの特徴
- 高感度:低い音量の音声でも正確にキャプチャーすることができます。
- 幅広い周波数特性:20Hz〜20kHzまでの周波数帯をカバーしています。
- 低ノイズ:非常に静かな部屋で使用すれば、ノイズを最小限に抑えることができます。
- 耐久性:金属製の筐体で作られており、耐久性に優れています。
- 付属品:スタジオ品質のショックマウント、ポップシールド、マイクロファイバークロスが付属しています。
私の周りのミュージシャンにも人気があり、初心者からプロまで幅広く使用されています。ただ、DTMに慣れてきたらもうちょいいいマイクが欲しくなってくるかもしれません。
まとめ
結局は曲の目玉はボーカルです。
ボーカルと歌が良ければ結構あとは許されちゃいます。
そんな大切な歌をレコーディングするときには:
- ダイナミックマイクを使う
- 高さは歌手の口の高さ
- 距離は拳二つ分
- レベル設定をして音が割れないようにする
本当にいい歌の力って測りきれません。
正しいレコーディングテクニックを使って、何度も聞きたくなるような最高な曲を作りましょう。